久しぶりに大工らしく墨付けと刻みをしました。
農機具を入れる倉庫ですが、全て丸太だったので手間がかかります。
木の切り株に近い方を元口、上の方を末口と言いますが、今回の柱の大きいものは元口で直径1尺5寸位ありました。
柱が太く軒の高さが4mぐらいあるので、寺社仏閣のようなボリュームでした。
丸太の仕事は面白いんです、仮想の墨のラインを丸太に記していく、勘と想像で丸いものに記した線を切り出すとホゾや仕口が出来上がる、精確な仕上がりになるよう慎重に。
丸太と丸太を組んでいく、大工仕事の中でも丸太仕事は面白いんです。
そんな大工仕事の楽しさをしばらく忘れていました。
お金では得られないものを頂きました。
樋桶の郷 営農組合の皆様ありがとうございました。