4月の終わりにフランス人の大工さんから話をしたいので伺いたいと連絡がありました。
五月雨なのか、かなり強い雨が降る4月月末のお昼前、スーパーカブに乗ったフランス人の
ジェレミー君がやってきました。
雨もたくさん降っています私も降りました!と、どういうこと?というと、転倒したそうです。。。
そんな大変な思いをしてまでして来てくれた彼はフランスでは伝統的な建築を建てているそうです。
いくつか仕事を見せてもらいましたが、伝統的な木構造の家や、ドーム型の家、日本の茶室の様な建築など木造の建築に対しての熱意を感じました。
その他日本の伝統的な建築と、TinyHouseを組み合わせたプランも見せてもらいました。
出来れば日本の伝統的な木組みの仕事を勉強したいそうです。
私たちのところに来られたのはフランスにいるときからLiving Big In A Tiny Houseを見て,行きたいと思っていたとのことでいろいろ意見交換をしました。
滞在中にはトレーラ制作を手伝ってくれたり、フランスの料理を披露してくれたりと、数日間泊まっていったのですが、帰ってみればあっという間の楽しい時間でした。
私達もいろいろ勉強するところがありいくつか良い経験になったのが、大きい音のする電気工具を使う時は必ずヘッドホンを使う事、曲げ定規のユニークな使い方、フランスで使っている断熱材や、屋根葺き材を教えてもらいました。
衣装は黒いスリムで大きなポケットの付いたハイウエストのズボンとコルクのハンチングでいかにもフランスの大工さん。
仕事の事で良い勉強になった以上に、目からうろこだったのが夕食に振舞ってくれた子供のころから食べていたというそば粉を使ったフランスの大衆料理 ガレット。
焼いたガレットに塩バターを塗り、卵を1個割る、玉ねぎを炒めたもの、ネギを炒めたもの、シイタケを炒めたもの、チーズをトッピングして・・・焼きたてでなければだめだと教えてもらい頂きました。
これは相当旨かった!
そのあとは塩バターにはちみつとピーナツバターの甘いガレットはデザートに。
後で知ったのですが、ガレットは前菜からデザートまですべてをまかなえる料理だという事で、それからはうちの定番メニューです。
耶馬渓はそばの産地で、とてもおいしいそば粉だとジェレミー君も太鼓判を押してくれました。
ジェレミー君は明るく、ユーモアがあり、やる気満々です、日本での体験が良い勉強になれば幸いですね。
日本の伝統建築の仕事が見つかりますように。
これからも良い付き合いをお願いしたいと思います。